お店の宣伝方法

できるだけ多くの人に知ってもらいましょう

いよいよセレクトショップのオープンまでカウントダウンが開始される段階に入ると、お店の宣伝方法を考えてください。
たくさんの人にお店の存在を知ってもらい、お買い物を楽しんでもらえるように準備をしましょう。
お店の宣伝方法は色々ありますが、できるだけお金がかからない方法からご紹介します。

インターネットを活用する

お店の宣伝方法として真っ先に実践したいのが、インターネットの活用です。
今やインターネットを利用していない人の方が少ないと言われるほど、多くの人がインターネットを活用して様々な情報を収集しています。
最新情報を収集するツールとして活用している方が多いのは、ツイッターやフェイスブックといったSNSです。
ツイッターとは140文字以内ならいつでも簡単にネット上に投稿できるサービスです。
たくさん存在しているユーザーの中から、ショップで取り扱う商品に興味を持ってくれそうなユーザーを探してフォローし、こちらが発信する情報を見てくれそうな人をできるだけ増やすことで見込み客がどんどん増えていきます。

フェイスブックはショップの最新情報などを随時更新することで多くの人に興味を持ってもらうことができます。
ショップのことを気に入ってくれた人がフェイスブックの「いいね!」というボタンを押してくれることでその人の友達に情報を共有してもらうことができます。
友達の友達、更に友達へとどんどん情報が繋がっていくことで、思いもよらない効果を発揮できます。
ツイッターやフェイスブックは無料で利用できるサービスなのでぜひ活用しましょう。

この他にはショップのホームページやブログを解説して情報を発信する方法もあります。
どちらも無料で利用できるサービスも存在していますが、広告が自動挿入されるなど使いにくい面もあるため、自分でドメインを取得する方法をおすすめします。
ドメインは数百円から数千円で一年間使用できるのでさほどコストはかかりません。
ホームページやブログを公開するためにはレンタルサーバーを借りるか自社サーバーを構築する方法があります。
レンタルサーバーは特別な知識が必要なく、一年間数千円から数万円で利用できます。
自社サーバーは詳しい知識が必要になりますので、初心者にはあまりおすすめできません。

広告を利用

オープン直前には周辺地域にチラシを配布すると効果的です。
新聞やフリーペーパーなどに広告を入れて宣伝するのもおすすめです。
インターネット上にも有料ですが、リスティング広告という検索結果に上位表示できる方法で宣伝することも可能です。
不特定多数の人に知ってもらうためには、やはりある程度はお金をかけた方が良い場合もあります。

問屋を利用するメリット

色々な面でお得です!

セレクトショップを開業するにあたって仕入れを行う際には、問屋を介さずにメーカーから直接仕入れをした方が良いと考える方が多いです。
確かに問屋を中に挟むことによって中間マージンが発生するため、仕入れ値が高くなるような気がします。
しかし、実際にはメーカーから直接知れをするよりも問屋を介した方がメリットも多いと言われています。
実際に問屋を利用するメリットとは何なのか確認してみましょう。

仕入れ値が安くなる!?

メーカーから直接仕入れをすると金額がお得になると考えている方も多いですが、実際には問屋から仕入れた方が安くなる場合が多いです。
問屋を介することで発生する中間マージンを考慮しても、問屋から仕入れをした方が安くなります。
その理由として考えられるのは、問屋で仕入れをする量と新規開業するセレクトショップが単体で仕入れをする量では遥かに問屋の仕入れ量が多いからです。
メーカー側としてもまとめて大量に購入してくれた方がありがたいので、できるだけ値引きをして販売します。
仕入れ数が少ないと値引きをすることが難しいため、結果的にはメーカーから仕入れをした方が高くなってしまうのです。
仮にセレクトショップでも問屋並に大量仕入れを行うのであれば仕入れ値が安くなると考えられますが、現実的には問屋並みに仕入れをするのは不可能な話です。

メーカーで直販をしていない

どうしてもメーカーから仕入れをしたいと希望をしても、メーカー側で対応していない場合があります。
あくまでもメーカーは製造元であり、直接販売する会社ではありません。
大量に生産した商品をこまごまと販売していては手間がかかり、それぞれの顧客を管理するのが難しいからです。
特に実績のない初めて開業するセレクトショップに対してまともに取引してくれないメーカーも多いです。

アドバイスを受けられる

問屋ではメーカーから様々な商品を仕入れて小売業者へ販売しています。
ただ商品を横流ししているのではなく、それぞれの商品についてかなり深い知識を持っています。
もちろん、業界内の情報についても詳しく知っています。
これから新規で開業しようとしている方では知らなかったような情報もたくさん把握しているものです。
問屋から様々な情報を聞きながら仕入れをするということは、確実に売れる見込みがある商品を仕入れることができる結果に繋がります。
例えばこのメーカーの製品は売れ筋だけど、あのメーカーはあまり売れてないのでおすすめできないなどの情報を知ることができるのです。
ある意味、問屋だからこそわかる貴重な情報源になりますので、メーカーからの直接仕入れでは知り得ないことです。
問屋の担当者と親密になるほど、的確なアドバイスを求めることができます。

商品を仕入れる方法

開業までに必須の準備

セレクトショップを開業するまでに済ませておかなければいけないのは商品の仕入れです。
お客さまに販売するための商品が存在していなければ、商売にならなくて当然です。
商品の仕入先に交渉をして、これから商売を行うために必要な商品を仕入れさせてもらうため、良い関係でお付き合いを続けなければいけません。
こちらが買い手側だからといって威張っていては絶対にいけません。
お互いに持ちつ持たれつの関係でいなければ、良好関係は築けないのです。
仕入先と良い関係を保っていると、何かとメリットを得られるものです。

実際に商品を仕入れる方法としてはいくつかの選択肢があります。
こちらで希望をしていても仕入先では対応していない場合もあるため、交渉が必要になります。
何かと交渉が多くなることから、良好な関係を築くことが大切なのです。
では具体的に商品を仕入れる方法の違いについて確認をしておきましょう。

3つの仕入れ方法

商品を仕入れる方法としては大きく分けて3種類あります。
一般的な仕入れ方法として取引されるのは買い取り仕入です。
こちらが仕入先から商品を買い取ることで仕入れが成立します。
ほとんどのセレクトショップではこの仕入れ方法を行っています。
現金支払いや掛け払いなどの支払い方法はありますが、基本的には事前に仕入れ代金を準備しておかなければいけません。

あまりセレクトショップでは行われない方法が消化仕入れです。
主にスーパーなどで行われている仕入れ方法で、実際に店舗で売上が発生した時点で仕入れが成立するという方法になります。
あくまでも商品を陳列している段階では仕入れが発生しておらず、お客さまが商品を手にとって購入してくれた段階で仕入れたことになります。
この方法なら在庫を抱えて困っているという状況を防げるため、ショップ側にとってはメリットのある仕入れ方法といえます。

もう一つは委託仕入れという方法もあります。
仕入先から商品を置いてくださいという形で預かって販売することになります。
消化仕入れと違うのは、商品が売れた時に商品代金から手数料を差し引き仕入額として仕入先に代金を支払うことです。
要するに、仕入先に売り場を貸す形で仕入先の代わりに販売しているという方法になります。
注意しなければいけないのは、委託期間が終了すると仕入先に商品を返品しなければいけません。
実際に売り上げた数と、返品する数を合わせても当初に預かった数量にならなければ、こちらの不注意で商品を紛失したことになります。
この場合はショップが代金を全額負担しなければいけないため、預かった品物であることをしっかり理解して厳重に管理しなければいけません。
できるだけ開業資金をおさえたい場合にはメリットが大きい仕入れ方法になります。

売り場の雰囲気作り

コンセプトに合わせて考えましょう

いよいよセレクトショップの開業に向けて現実的な準備段階に入ったら、売り場の雰囲気作りについて考えてみましょう。
売り場の雰囲気は最初に決めたショップのコンセプトに合うようにしてください。
当然ながら取り扱う商品はコンセプトに合ったものを販売することになるため、商品にも合った雰囲気でなければ意味がありません。
どのようなコンセプトにしたいのかによって目指すべき雰囲気作りも異なりますが、最初に決めたコンセプトから外れることがないように注意してください。

参考:http://tenpo.shelfy.jp/840

備品関係

売り場には什器や照明器具などを準備しなければいけませんが、コンセプトとはかけ離れた備品にするとせっかくの雰囲気が台無しになります。
例えばほとんど照明がないような暗い店内で子供服を販売してもお客さまが喜んで購入してくれるとは思えません。
その前にお子さんが怖がってお店に入ろうとしないかもしれません。
子供服を扱うなら、できるだけ店内を明るめにして子供の目線には危険なものは置かないようにするなどの配慮も必要です。
自分の好みを押し付けようとするのではなく、お客さまの立場になって喜ばれる雰囲気作りを目指すことも大切です。

五感を活かす

売り場の内装工事を行う際には壁紙を張り替える場合もあります。
あえて店内を暗くしたいという場合に壁紙を白くするとせっかくの商品が際立ちません。
この場合は壁紙も暗い色に合わせるべきです。
カラフルでポップな商品を扱う場合には、思い切って濃い赤やオレンジなどのビビットカラーを選ぶのもおすすめです。
あくまでも商品に合わせる事つまりコンセプトに合ったものを選ぶように心がけてください。

売り場にどのようなBGMを流すのかによって雰囲気がガラッと変わります。
全く音楽が流れていないよりも、何かBGMが流れていた方が間違いなく雰囲気作りに貢献できます。
例えば自然をテーマにしたファッションを扱っているショップの場合、大音量で賑やかな音楽を流している場合と、心が落ち着くような音楽を流している場合ではどちらが雰囲気にぴったり合っているのかは一目瞭然です。
ショップによっては前者の方が合っているという場合もありますが、あくまでもこの事例では後者の方が雰囲気に合っているためお客さまも時間をかけてじっくりと商品を選ぼうという気持ちになってくれるはずです。
BGMを流す際にはCD音源を利用する場合もありますが、有線を利用することも考えられます。
予算と手間暇に応じて最適な方を選択してください。

他にも嗅覚を刺激する方法として雰囲気に合った香りを漂わせることも効果的です。
あまりしつこい香りではなく、どこからともなくふんわりと香りが漂ってくるという程度に留めておきましょう。

資金調達のやり方

どのようにお金を準備する?

開業にかかる費用を算出することができたら、そのお金をどこから捻出するのかを考えてみましょう。
仮に全ての開業費用が1000万円必要だった場合、最低でも300万円は自己資金で用意するようにしてください。
できるだけ借入金を少なくした方が今後の運営に影響を与えにくいものです。
最も理想的なのは全ての開業費用を自己資金で賄うことですが、現実的には不可能なケースが多いです。
どうしても自己資金を捻出できない場合には、何らかの方法で資金調達をしなければいけません。
資金調達のやり方はいくつか方法がありますので、いずれかの選択肢で最も良い方法をお試しください。

公的な融資制度

セレクトショップを初めて開業させる方が資金調達を行う場合は、まずは公的な融資制度を検討してください。
政府が出資している公的な機関として有名な日本政策金融公庫では、新規で開業する方を対象にした融資を行っています。
長期間を固定の低金利で利用できることから、できるだけ利息を安く済ませたいと考えている方にはおすすめの方法です。
民間の金融機関などから融資を受けるよりも利率の面で大きなメリットはありますが、審査が厳しいとも言われているため必ずしも希望通りに融資を受けられるとは限りません。

そこで次の選択肢として考えたいのが、各自治体で実施している融資制度です。
お住まいの地域によって新規で開業する方を対象にした融資を実施している場合と、していない場合があります。
独自にシングルマザーだけを対象にした融資制度や、IターンやUターンする方を対象にした融資制度などが設定されている場合があります。
まずは融資制度を実施しているのか、具体的にどのような人が対象になるのかをお住まいの地域にある自治体窓口に問い合わせをしてご確認ください。

民間の融資制度

公的な融資制度にあたってみたものの融資を受けられなかった場合には、民間の融資制度を利用する方法もあります。
真っ先に検討したいのは地元の銀行や信用金庫などの金融機関です。
しかし、新規の開業費用として融資を受ける場合には簡単に審査が通らないと言われています。
自己資金の3倍程度なら融資が可能になる場合もあると言われていますが、やはり肝心なのは事業計画書の内容です。
具体的にどのような事業を行い、利益を出すためにはどのような運営を行っていくのかを示すことができなければ、何も実績がない人に対して大金を融資することはできないのもよくわかります。
お金は簡単に借りられるものだと考えずに、とても大変な事だとしっかり理解していなければ、民間でもなかなか融資を受けることができないと考えてください。
比較的融資を受けやすいと言われる消費者金融などは、金利がかなり高額なのであまり選択肢に入れない方が良いです。

開業にかかる費用

何かとお金が必要になります

セレクトショップを開業させるにあたって必要になるのはお金です。
開業にかかる費用を計算してみると、意外と多くてびっくりするかもしれません。
どのくらいの規模でどのような商品を取り扱うのかによっても異なりますが、自分が決めたコンセプトに沿ったセレクトショップを実現させるためにも必要な費用はきちんと計上し、削れる部分は出来る限り削るようにして適切な費用を考えてみましょう。

参考:http://startup.onestep-onestep.com/gyoushu/select-shop-hiyou/

店舗にかかる費用

セレクトショップの開業にかかる費用で最も大きな金額を占めると思われるのが、店舗にかかる費用です。
店舗の立地条件や広さなど様々な条件によって金額が違います。
土地を購入して店舗を建築する場合では数百万円から数千万円単位のお金が必要になります。
賃貸契約をする場合は毎月かかる賃料が数万円から数十万円になります。
この他にも敷金や保証金、仲介手数料などを含めると、毎月の賃料に対して4~6ヶ月分くらいは目安に用意することをおすすめします。
これらの物件取得費は大きな金額になるため、しっかりと予算設計をしてないと他の費用までお金を回せない状況になります。
また、内装工事を行う場合には別途予算を考えておかなければいけません。
どのような内装工事を実施するのかによって異なるため一概には言えませんが、一坪あたりの目安として15~20万円前後で予算しておくと良いでしょう。
ショップで使用する備品類を購入する費用も計算しなければいけないため、最低限何が必要になるのか考えておきましょう。

商品にかかる費用

セレクトショップでどのような商品を取り扱うのかによって商品にかかる費用も変わってきます。
高級品ばかり取り扱う場合は商品の仕入れだけでも数千万円以上必要になると考えられます。
お求めやすいリーズナブルな商品を色々取り揃えたいという場合でも数十万円から数百万円の資金を準備しなければいけません。
取り扱う商品に関してはショップのコンセプトに沿って決めることになりますが、できるだけ妥協をしないで商品選びをするようにしてください。
オーナーが自ら選んだという付加価値があるからこそセレクトショップの価値が上がることを忘れないでください。

開業前後の費用

セレクトショップを開業するにあたって、周辺地域の人達にお知らせをするために宣伝が必要になると考えられます。
チラシを作成したり、ホームページを準備するなどの広告宣伝費についても忘れずに考えておきましょう。
また、経営が軌道に乗るまでにはしばらく期間が必要になると考えられるため、当面の運転資金も準備してください。
数カ月分の賃料や水道光熱費などの経費、商品の仕入れ代なども確保しておきましょう。
スタッフを採用している場合には人件費が必要になることを忘れないでください。

出店立地について知る

土地柄によって全く違います

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セレクトショップを出店する場所をこれから決めるという方だけでなく、既に決まっているという方も詳しく出店立地について知ることが大切です。
どのようなコンセプトのお店にするのかによっても異なりますが、土地柄によっても売上が大きく左右されるため、慎重に検討しなければいけません。
それぞれの出店立地による特徴の違いを把握して、ショップのコンセプトに合った土地を選択してください。

参考:http://www.columbus-egg.co.jp/knowhow/bible48_6.php

オフィス街

高層ビルが多く並ぶオフィス立地の場合は、顧客層の中心がビジネスマンやOLになると考えられます。
単純に考えるとターゲットをオフィス街で働く人達に絞り込んだショップにすると良いと思われますが、営業時間などもよく考慮しなければいけません。
一般的な会社は平日営業で土日祝日は休業という場合が多いです。
また、日中は基本的に仕事をしているため、曜日や時間帯によっては大きな売上を見込むことができない時があるものです。
売上を見込める時にどのように盛り返すかが、計画通りに利益を得るカギになります。

駅の近く

不特定多数の人が利用する駅の周辺は、商業地としては好立地条件になります。
ある程度なら広い顧客層をターゲットにできるメリットはありますが、ライバルになる店が既に出店している可能性や、今後出店してくる可能性もあります。
立地条件が良いと出店費用や経費が高額になる可能性が高いため、これらを差し引いても十分な利益を得ることができる勝算がなければ難しい場合もあります。
都市部では大きな商機があると言えますが、地方に行くほど駅を利用する人が限られてしまうため、広い駐車場を確保できる郊外の土地が有利になる場合もあります。
周辺地域の住民についてしっかりリサーチを重ねることで、より確実な出店計画を進めることができます。

学校の近く

小学校や中学校の周辺には子育て中の家庭が多く住んでいます。
大学や専門学校などの近くには学生が一人暮らしをしているケースも多いです。
どのような学校が近くにあるのかによっても顧客層が異なりますが、基本的はその学校に通う生徒または子供の親をターゲットにすると良いです。

国道沿い

国道に面している土地はたくさんの人が車で行き交っているため、条件が合えばたくさんの顧客を見込めます。
どちらかと言えば、都市部よりも郊外の方が有利になると考えられます。
あまりにも車通りが多い場所ではわざわざ車で来店するお客さまが見込めない場合も多いからです。
できるだけ広い駐車場を確保しておくことも大切です。
車の出入りがしやすい場所でなければ、いくら往来の多い国道沿いの場所でもあまり集客が見込めません。
他の場所よりも土日祝日などに多くのお客さまが来店する可能性は高いです。

市場リサーチのやり方

常に消費者のニーズを追い求める

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セレクトショップの大きなメリットは、消費者が求めているニーズに対して柔軟な対応ができる点です。
もちろん当初に決めたコンセプトに沿って商品を取り扱う必要はありますが、消費者が求めている商品とはかけ離れた商品を扱っても全く商機はありません。
開業前の段階で消費者のニーズをしっかり把握しておけば、ショップのコンセプトを洗い直しするチャンスは残っています。
しかし、既に開業してから消費者のニーズとは異なる商品を扱っていると気が付いても遅いのです。
開業をしたからには、大手のお店では取り扱っていないような個性を活かして消費者の求めている商品を取り扱うことが大切です。

そのためにもしっかり行っておきたいのが市場リサーチです。
市場リサーチを行うことで現在は消費者がどのような商品を求めているのかを知ることができます。
ただし、あくまでも現在の市場なので今後は変化することも予想されます。
ある程度は未来予測も加えながら、最新の市場動向を把握しておくことが大切です。
具体的な市場リサーチのやり方を確認し、今すぐにでも実践してください。

参考:http://www.f-biz.net/zeroapa/kaigyo04.html

まずはコストをかけずに調査

いざ市場リサーチを行うとなれば、それなりに時間がかかりますしお金もかかります。
できるだけコストをかけずに有力な情報を知りたいという場合には、公的なデータを活用してみましょう。
出店予定の地域にはどのような住民が生活をしているのかというデータを把握しておくことで顧客ターゲットを絞り込むことができます。
高齢者が多く暮らしている地域に若者向けのセレクトショップを開店させても多くの来店数は見込めません。
子供が多く暮らしているなら子供向けの商品を扱う店にすると喜んでもらうことができます。
このような情報を把握するためには、以前は住民基本台帳を閲覧する方法がありました。
しかし現在ではプライバシー保護の観点から、法律により誰でも簡単に閲覧できないように制限されています。
大まかな情報を得る方法としては、各自治体で公開している年齢別人口の情報を確認してください。
氏名や住所などは一切公開されていませんが、性別と年代は公開されているので顧客層を掴む情報量としては十分だと言えます。
ただし全ての自治体で公開しているとは限りませんので、あらかじめ確認することをおすすめします。

一番良い方法としては、自分の足を使って調査する方法がおすすめです。
周辺地域に競合店になるお店が存在していないかを確認し、周辺を歩いている人達の状況を確認してみましょう。
ターゲットとしている顧客層とはかけ離れたような方が多く暮らしている場合は他の候補地も探してみることを視野に入れて慎重に確認してください。

顧客ターゲットを絞る

簡単そうで実は難しいです

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ショップの運営を行ううえで大切なのは顧客ターゲットを絞ることです。
極端な例で言えば、若者向けのセレクトショップと高齢者向けのセレクトショップでは求められている商品が異なるはずです。
若者向けの場合でも独身や既婚者、子供がいる人などそれぞれの家族構成によっても求めている商品が違います。
様々な商品を取り扱う大きなお店では、顧客ターゲットを極端に絞り込む必要はあまりありません。
顧客層を絞りこまなくても、様々な商品を扱っているのでお客さまが自分で必要なものを選んで購入していくからです。
セレクトショップの場合は規模が小さいため、取り扱う商品に限りがあります。
ショップオーナーがこだわり抜いた商品を扱うことになるため、確実にお客さまが求めている商品を用意しなければいけません。
顧客ターゲットの絞り込みは意外と難しいもので、間違った絞り込みの結果経営が大きく傾くことにもなり兼ねません。
では、具体的にどのような絞り込みの仕方を実践するべきか考えてみましょう。

参考:http://knowhow.dreamgate.gr.jp/mindmark/id=663

少しずつ範囲を狭める

顧客ターゲットは絞り込めば絞り込むほど的確に取り扱う商品を決めやすくなります。
例えばアパレルショップで女性向けの商品を取り扱う場合で考えてみます。
女性向けと言ってもかなりアバウトで、どのような商品を扱うべきかわかりません。
年齢が60代の女性と10代の女性では求めているファッションが全く違います。
そこでターゲットとする年齢を絞り込んでいきます。
絞り込みの結果、30代の女性をターゲットにすることにしました。

かなり対象になるお客さまが絞り込まれましたが、まだこれでは不十分です。
30代の女性でも独身でバリバリ仕事をこなしているキャリアウーマンなのか、子育て中の主婦なのかによって全く違います。
自分で仕事をしていてある程度お金に余裕がある方ならこのくらいの予算で購入するだろうとか、専業主婦だから夫の収入だけではあまり贅沢できないため洋服にお金をかけられないというケースも想定できます。
独身や既婚、子持ちなどの状況を想定しながら、更にターゲットを絞り込んでいきましょう。

そこまで絞り込むのが難しいという場合は、出店する場所の立地条件を考えてください。
小学校や中学校が近くにあり、住宅街のそばに出店するという場合は主婦が来店してくれる可能性が高いです。
オフィス街のちかくに出店するならOLが来店してくれるケースが多いと予想されます。
立地条件によっては中心になる顧客層が異なると考えられるため、周辺地域の状況もしっかりリサーチしながらターゲットを絞っていきましょう。

ただし、あまりにも顧客ターゲットを絞り込み過ぎると市場規模が小さくなり過ぎるため利益を生み出すことができません。
バランスの調整も難しいですが、できる限りターゲットを絞るように心がけてください。

ショップの名前を決める

文字通り看板になるように!

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ショップのコンセプトが大筋で決まれば、いよいよ看板となるショップの名前を決めることになります。
あらかじめこのような名前にしたいと固く決めていれば良いのですが、あれこれと候補があるとなかなか決まらないものです。
具体的にどのような点に注意してショップの名前を決めるべきなのか確認しておきましょう。

参考:http://blog.superdelivery.com/category/tips/3605.html

お客さまに親しまれる名前

ショップの名前はできるだけわかりやすくて覚えやすいようにするのがベストです。
色々な意味を込めたかったという理由で、長々とした名前を付けてしまうとお客さまに覚えてもらうことができません。
お客さま同士の会話でも「ほら、新しいショップが出来たじゃない?何て名前だったかしら?あの長くて覚えにくい…」と言われてしまうかもしれません。
まずは最初に決めたショップのコンセプトがわかりやすく伝わるようなシンプルな名前を考えてください。
ショップのコンセプトを伝えたいけれど、どうしてもシンプルな名前が考えられないという場合もあるはずです。
この場合は略称として呼びやすくなる名前をつけると良いでしょう。
わかりやすい事例で言えば、ファーストフード店のマクドナルドは「マクド」「マック」などと呼ばれていますが、このように誰が聞いてもどのお店のことを言っているのか理解してもらえるような名前を考えてください。

他にもどのような由来からこの名前が付けられたのかとお客さまが気になるような名前もおすすめです。
一見するとショップのコンセプトがよくわからないような名前でも、付けられた由来を聞いてなるほど!と納得してもらえるとインパクトがかなり大きいはずです。

他に同じ名前がないか確認を

パッと思いついた名前でも、ひょっとしたらどこかに同じ名前のショップが存在しているかもしれません。
全く異なるコンセプトのお店であったとしても偶然に同じ名前に決めている場合も考えられます。
同じ名前のショップが存在していることが本当にわからなかったという場合でも、先に名乗っていた相手側にすると真似をされたと不快に感じるものです。
場合によっては商標登録を済ませていたため、頑張って考えた愛着のある名前を使えない状態になるかもしれません。
全ての準備が終わった段階で、いきなり店名を使えないとなっては死活問題です。
大きな損害を被る可能性がありますし、今後の経営にも大きな影響を与えてしまいます。
このような事態にならないためにも、事前にしっかりと名前を調べておくことが大切です。
インターネットで検索をしてみて同じ名前がないか確認をしてみましょう。
希望している名前を付けているお店がヒットしなかった場合でも、念の為商標登録がされていないか確認をしてください。